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昨日、さだまさし原作の「眉山」 というドラマを観ました。
数年前に確か松嶋菜々子主演で映画化 されたお話ですよね。見てはないのですが。
これは感動物に間違いないでしょう・・って思って観た。予想通りでした。
ただ脚本的に・・だと思うけど、細かいことを言えばちょっと変って思わなくもないところがいくつかはありましたが。
私生児で生まれた主人公、30年近く母娘で東京で暮らしてきたが数年前に母だけ徳島に移り住むようになった。娘は東京暮らしを続けていたが、母が入院したという知らせを聞いて徳島へ。
これまで母が何も語らないので自分も聞かずにきた父親のこと。
母宛てにきていた男性からの手紙を見つけたのをきっかけに母に尋ねてみた。
初めは「あなたは今付き合っている人はいるの?」などと逆に聞いて、はぐらかしてた母ですが、やがて語り始めます。
30数年前、芸者をしてた時、付き合っていた男に騙されお金を持ち逃げされた。借金だけが残っていた。その頃29歳という年齢で借金を棒引きにして身請けしてくれるという後妻の口ならあったがそんな気にもなれなかった。
むしゃくしゃした気持ちでふと東京湾を巡る遊覧船のような船に乗った。
自殺したいような気持ちで海を眺めてたら片方のぞうりを落としてしまった。それで落とした方の足袋をぬいで捨て(これが変。何で足袋ぬぐのか意味わかんない。普通に考えてもう片方のぞうり捨てるほうが先ですよね。)、もう片方のぞうりを捨てようとしてたところ、その人と目があってやめる。歩き始めたがバランス悪くこけたところ、その人が裸足では・・と靴下を脱いではかせてくれた。多分脚本的にだと思うけど、その辺がこう書いてみるとつくづく不自然だと思うけど、ともかく自殺しようとしてた所を救われたという出逢いだったということのようです。
翌日借りた靴下を返すため、下宿を訪れた。明日には徳島へ帰るので荷造りをしてた男性でした。今日はどこか東京見物をしようと思ってるというので、では自分が案内をすると言って、2人はデートをします。(はとバスで観光するシーンがあったのですが、その際の描写がね、1976年にしては古臭すぎ・・に思った。それより10年位前の風物、服装って気がしてしまいました。主演の常盤貴子の年齢考えてもせいぜい1971年の設定でよかったようにも思った。)とても楽しく夕方まで過ごし、男性は夕食に誘ってくれましたが、「これから仕事なので」と断る。「こんな時間から?」と聞く彼に、芸者なのです、と打ち明ける。
彼はお座敷の終わる時間を尋ね、待っていてくれました。
そして「お腹すいてませんか? ごちそうしたいものがあるんです」と言って、自宅へ誘います。で、徳島の郷土料理を作ってくれたのです。
そして地元ならもっと上手く作れるので、今度徳島へきてくださいって言ったりします。そしてお互いに惹かれていたので結ばれてしまった・・ということのようです。
彼は翌日、あらためて自分と一緒に徳島へ来て欲しいといいます。(どうして徳島へ行くってことにしなかったのかしら・・と思いつつ見ていたので、この台詞をきいて、そうですよねぇって思った。)そう、これも「変」ってことの1つですが、翌朝朝食を作っていた彼女は、とってつけたように見合い写真を発見して見るのです。そんなもの出しといたりしないし、見つけるならとっくに目にしてるでしょう・・と思う。彼は、その写真については1度見合いをしただけなので、気にしないでくださいといいます。
一緒に徳島へ来てほしいという彼に応えて、彼女は1週間休暇をとって徳島へ行きます。すごく楽しい船旅だったようです。
徳島へ着いたけど宿が取れません。なので、家へと言う彼。
彼と阿波踊りの祭りの街を歩くと幼馴染に遭遇。彼の家には見合い相手の女性もきていて彼の帰りを待ってるなどと、すぐそばにいる彼女には目もくれずにいいます。(これもすごく変。)
家に電話して彼女のことを話すと言って電話ボックスに入る彼。もちろんいい返事があるわけがなく・・彼女は1人町中を歩き出します。
やがて見つけて離れた所から彼女を呼ぶ彼に「ありがとう」と言って、1人東京へ帰ります。やがて彼の子供を身ごもっていたことに気づいたということのようです。
その後何度か手紙をもらったけど返事は書かなかったという。でも妊娠6ヶ月になった頃、徳島を訪ねたことがあったそうです。でも幸せそうに暮らす姿を見て、大きくなってきたお腹を見せる気にならなくなったとか。(これも「変」って思ったことの1つでけどね。妊娠6ヶ月になって訪ねる意味わかんない。子供ができてること教えるなら手紙だっていいし、電話だってあったでしょう、設定は1976年なんですから。結婚しているであろうことは行かなくたってわかるし、やはり自分が・・と思うのであれば、行くならもっと前のいつだっていいし、手紙の返信もしてるでしょうって思う。)
で、結局子供がいることは知らせずになのかそれは知らせてなのかわかりませんが、女手ひとつで彼女を育ててきたということのようです。
数年前にガンであることがわかって、それで彼のいる徳島へ移り住んだらしい。でも会いに行くわけもなかったみたいです。
彼は医師なんですから、そんな病気で徳島へ・・なら、彼に診てもらうという方が自然だと思うが。
まして彼女の調べだとその人は、数年前に妻を病気で亡くし、成人した2人の子供と暮らしてる・・ということなのですから、会いに行けばいい話ですよね。
やがて彼女はその医師を訪ね、祭りの日に母を連れ出すのでその時に会ってほしいとかって言うのかな。その席で母は容態が悪くなり、会いに来てくれた彼の胸に倒れこむ・・というお話でした。
泣かされましたよ。とてもいいお話だったと思う。
観ていて、つくづく「幸せになりたい」って思った。
でもこうして書いてみるとつくづく・・よりドラマチックにしたいと思ったのか知りませんが、余計な不自然な脚色が多く感じられましたね。
さらに・・ラストでエピローグ的に、わざわざとってつけたように「献体」がクローズアップされるのです。とってつけたような感じで不自然に思いましたね。
どっちも感動は感動ですが、先日見た東国原知事原作のドラマ化とはそこらへんが偉い違いって思った。(どっちもフジTVのドラマでしたね。)東国原さんのお母さんのお話の方はちょっとした脚色がすごくいい味を出してたと思うけど、今回の方はそれらがことごとく不自然で興ざめな所が少なくなかったと思う。脚本家のセンスとハートの問題なんだろうと思うけど。
ぜひ原作を読まなくては・・って気持ちにさせられたドラマでした。
眉山
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【2008/04/05 11:06】 ドラマ |
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